樹々記

近況とか好きなこととか!

ド10Ver6.2感想

 

 

 

 

アスバルおよびゼクレス国家はもう見た目にもわかりやすい劣悪家庭環境の煮凝り高級ホテルビュッフェって感じでもう美味しい美味しいおかわりし放題!!って感じだったんだけど、6.2はアシュダフィレオ3人を取り巻く家庭環境がまた劣悪すぎて老舗旅館で親しみのある女将が出してくれる素材を活かした高級会席料理って感じで最高だった。

 

まあ後はアシュレイとレオーネの心域を踏破(踏破?)して、なんというか当然ではあるがアシュレイしか知らないこと、レオーネしか知らないこと、天使しか知らないこと、主人公しか知らないこと、とかが色々入り混じってて、ウーーンって頭抱えてしまうかな……。当たり前だけどこういうとこからすれ違いが……出てくるんだ……

 

 

■ユーライザと愉快な仲間たち

◆天使長

アストルティアの盾があって守ってるってわかってるのに、とこしえの神殿の結界を砕いちゃうのはなんなん……何かまた別の考えがあったのかなあ。まぁ試練場を見捨てろとも言えんし、あれエネルギー無くなったら下に落下してしまうんだろうか。結局アストルティアの無垢なる人々が……死ぬ。アリガト天使長……。グラサンのせいでどんなにシリアスしてても面白い。

 

 

◆ユーライザとヘルヴェル

6.2のユーライザ可愛すぎない〜!?なんか人間味増したというか、いやこれ公私を切り分けられてないだけなんですが。ドルボで飛べるようになった時の、あなたと共に飛べるなんて夢のようです!って喜んでるの可愛い。アンルシアもペガサスと飛竜手に入れてから一緒に飛べること喜んでたし、盟友との滑空デート大人気スポットすぎるよな。

 

 

あとアシュレイに煽られた時にぷんすこしてるの本当に可愛かったし、不用意に口出してアシュレイにガチギレ喰らってんのも面白かった。

ユーちゃん感受性豊かだから主人公の生き様をずっと見てきたのもあって色んな感想ぽろぽろ言うじゃん、思い出写真がまさにそうなんだけど。他人が経験してきたことに対してぽろぽろ不用意に自分の意見言うの、結構微妙な人もいるから気をつけた方がいい。盟友はユーちゃんが大好きだしああ見守ってくれてたんだなあって思えるけど、そうじゃない人もいると思うし。

 

アシュレイが天使なんかに聞いちゃいないってブチギレたのも、天使を完全に蚊帳の外として見てたからだもんな。思い出や過去を共有して気持ちを分かち合う相手は普通皆自分で選ぶもんですからね。アシュレイは主人公に心域を見せたのであってユーちゃんには見せたかったわけでないからね。

天使、下界の人々の人生の記録をとったり評価したり仕事としてそういうことしてるから、あくまでただの事実や過去として他人の人生を流し見することに慣れてそう。まぁ逆にそうじゃなきゃやってられんだろうしユーちゃんは悪くないです。先に返事しない主人公が悪い。

 

 

お姉様のお見舞い行って行動を共にしてからユーライザの妹力が凄くて本当に可愛い。あざとい行動増えてない!?ウキウキじゃんもうお姉ちゃんが裏切り者だって忘れてるよこれ公私混同が凄いよ。ヘルヴェルお姉様も正気に戻ってユーライザに姉してんのめちゃくちゃ可愛かったですね。手のかかる子程可愛い。

というかヘルヴェルもそうだし天使身内に甘すぎる、自浄作用が効いてなさすぎなんだよな。お姉様、転生の園で穏やかに過ごしてて笑った。無拘束なんですか!?ここからでちゃダメだよって言いつけ聞いてるくらいに普段の正気に戻ってるのはわかるけど、それを信用したんですか!?今までの功績とかもあるだろうけどさぁ……。だから第三者交えてフォステイル探偵ごっこすることになる。正直レクタ鉱石取りに行ってる間、2人きりになったユーライザになんか大切なこととか言ってそうとかも思った。最近天使ずっと迂闊だからな

 

 

ジアルミナとの戦いで命捧げることになるとは思わなかった……。転生の園の培養器みたいなのは天使には使えないのかな?アレ確か空きが3個くらいあって、まあレオーネとフォステイルの分と後一個は誰の分なんだろ。主人公生きてるからいらないもんね。予備?魂拾いに行ったけど見つからなかった〜とか断られた〜みたいな泣き言ちょいちょいあったもんな。そういえば転生の園に勤めてる天使の名前が聖書の3賢者でおぉ〜ってなった。祝福がすごい。やっぱりそういうの使いやすいよね、私も初めて見たの他のゲームだったし。

 

ヘルヴェルお姉様生きてないかなユーちゃんが1人になってしまう。魂の転生はできるけどヘルヴェルとしての記憶は引き継がれないわけでしょ。ヴァレリアも幼児化して生きてたんだからヘルヴェルも赤ちゃんになって再登場とかしてくれないかな。この子は私が育てます!!!(過激派ユーライザ育児日記)

 

 

 

◆カンティス

突然の天使長の代理出世に盛り上がった。あと今更ホーリーキングおもちの豆知識を読んであまりのいちゃつきっぷりに頭を抱えてしまいました。可愛すぎる。多分おはようのちゅーとかも経験済みだと思う。カンティスが天使長代理になったことで、アラクレスのことを警戒しだすのが、正妻の嫉妬感がすごくて可愛かった。6.06.1では何かあるたびにカンティスに話しかけていたんですが6.2ではそこまでセリフの変更がなくて寂しかった。

 

 

◆ジアルミナ

アスクイで見たキュレクスの従姉妹!!やっぱり敵だった。身体がもうピッカピカすぎてこれがやっぱりジャゴヌバの鉱物化とかと関係があるのかな?と思ったけど豆知識的には純粋なジアクトがテカテカであって眷属は後からテカテカになるっていうから、ジャゴヌバ的にはジアクトと関わりあるとすればそれは後々に力を手に入れたとか関わったとかそんなんなのかな……あーーー魔祖関連の話とか覚えてない〜〜。天使のゆりかご襲撃して破壊して、それを執拗に狙う理由もわかんないなあ。てっきり天使ってジャゴヌバというかジアクト側なんじゃないのとか思ってたんだけど、禁忌って言われてることとも関係あるのかなじつはズブズブな関係とかはありそうだけどわからん。見た目はえっちでいいと思います。

結局船は返したけどジアルミナもレオーネも船には帰還できたんだよね?座標もわかったとか言ってるしまたすぐ来れそうだよなあ

アストルティアの盾があるならアストルティアの矛もありそうなもんですが、それは神剣レクタリスでいいのかな。もうバキバキに壊れた過去もありますが………。そのうちあの船の中行くのかなあ。

 

 

 

 

■アシュレイとダフィアとレオーネ

◆アシュレイ

感想ではなく幻覚がひどい。

 

終始悲劇の王を気取っててめちゃくちゃ良かった。心域での芝居がかった動き大好き。指パッチンできるの可愛いしマジでここのヤンキームーブが可愛い。長髪美人男のガサツな態度本ッッッ当に好きなんですよね。

 

 

アシュレイ、行動と態度がどうしてもレオーネに対しての負い目があるようにしか見えなかったんですけどやっぱりそういう感じだった。

アシュレイの中で1番の負い目としてはレオーネを「盟友」という名で残してしまったことだったんだなあ。まあ主人公と戦って、結果として盟友を伝えてよかった〜!とはなったと思うんだけど。

 

 

まあそういう負い目でレオーネの言われるがまま協力していたのが大筋とは思うが、でもそれだけではなくて正直アシュレイ個人のレオーネへの執着は、幼少期からの劣悪家庭環境のせいというのが1番だと思っている……

私はあんまり双子の自意識について勉強する程推しに双子がいないんですが、当の本人達は上も下もないとか名前で呼び合ってたりとかするシーンを見たことがあるので、アシュレイとレオーネがしっかり兄と弟に区別されてる所から火種を大きくします。

 

 

そもそも2人の勇者を2つの部族で分けよう!みたいな信託において、既に双子としては機能してなかった気がするんだよな。これ現代でもまだそうだけどやっぱり長男って無意識的にも特別で、エエッ!レビュールに片割れを!?そんなぁ!!レオーネを渡さなきゃいけないなんて!!って全員速攻で思ったと思うんだよね。多分アシュレイとレオーネどっち渡す〜?みたいな葛藤全くなかったんじゃないの。ここでレオーネが里子に出されることでアシュレイの「兄」という立場とレオーネの「弟」という立場もかなり補強されるというか、アシュレイによるレオーネに対しての献身がじわじわ始まっていったんじゃないかなぁって思えるんですよね。

 

 

何故なら母親が思いっきりレオーネ贔屓だから。凄くない?どちらも腹を痛めて産んだ可愛い息子なのに、過去回想でめちゃくちゃアシュレイに当たり散らしてんの毒親百億点満点で喝采したんですけど。

 

これ多分里子に出してから毎日のように母親はレオーネのこと話してるし、アシュレイに対して今頃あの子がどんな目に遭ってるかとかどうして可愛いあの子を手放さなくてはいけなかったのとかメソメソメソメソやってんしょ。アシュレイは自分よりもレオーネを心配する母親に自尊心ゴリゴリに削られてるにも関わらずそれでも母親だから心配させまいとあえて元気におどけて振る舞ったり、普段の鍛錬や何やらで知ったレオーネとの近況とか話してあげるじゃん。そしたら母親が少しだけ元気出すから続けるしかないじゃん。レオーネの近況を伝えることがほぼ母親とのコミュニケーションになっててもおかしくないじゃん。幼い頃から何度も何度も、今ここにレオーネがいたら母も元気になるのになって思う健気なアシュレイ。それに対して母親はレビュールに行ったレオーネのことを愛し、憂い、執着する感情をそのままアシュレイにぶつけてしまうのよ。お願いアシュレイ、レビュールに行ったあの可哀想な子を、お前の可愛い弟を、何があっても守ってあげてね。それが母との約束よ……。呪いですよこんなん。見てきたように言いますね。マジで何も見てないです。

 

 

多分子供の頃はその程度(その程度?)で済んでたろうけど、レオーネが石化してから母親のアシュレイに対する無意識な精神的加虐が増えたと思っていて、ネチネチネチネチレオーネが石化したことについてマジでずっとアシュレイの前で当てつけみたいに言ってたんだと思う。多分本人はアシュレイをそこまで強く責めてるつもりもないしレビュールへの本質的な反抗でもない、ただ愛しい息子を奪われたあの時を反復して、可哀想!つらい!どうして!ってずっとアシュレイのこと精神的に削り続けてたんだろうなって。

アシュレイも幼少期からずっと続く母親のレオーネ贔屓に対して一生懸命応えてきたにも関わらず、レオーネを生きて連れ帰れなかったことで、自分の中に強い悔恨があるのはもちろん母親から弟を守れなかった裏切り者とも取れる態度を受け取ってぼろぼろになっていそうで最高。ゼドラ王国になってからの母親とアシュレイのレオーネ寒そう!何でこんなことするの信じらんない!みたいな会話にそれが全部詰まっている。袖カバーでもつけてろ。もはや母親にとってアシュレイは可愛いレオーネを大切にしない薄情者なんですよね。ただもちろん母親はアシュレイのこともレオーネと同じくらい愛しているし皆仲良しゼドラ家族!という自負()があるので結局アシュレイに気持ちをぶつける。甘えてんなぁ〜〜!!カス!!(歓喜)

 

 

それでもアシュレイは優しいからさぁ〜!レオーネと引き離された痛みも、母親がレオーネに執着する理由も、引き離された双子の片割れ兄として当事者としてわかるからさぁ〜!!そんな母親に対してはもう自分が受け皿になるしかないじゃないですか。この辺のアシュレイすごい四面楚歌というか八方塞がりというか、アシュレイの孤軍奮闘、絶望感が凄くて本当に可哀想。だからこそここでダフィアの手腕が生きるんですよね。アシュレイを後ろ盾に好き勝手してるって国民に思われるくらい、ダフィアを頼るというか口を出されてるのがわかる。こんな自尊心ボロボロなアシュレイ王ただ1人の威光では、全く何も足りないんだから。

 

 

母親にレオーネへの憐みをぶつけられること、石化したレオーネへの中傷、せっかく統一できたのに起こるゼドラ国内の分裂、オイオイ前向きに邪魔者は淘汰して行こうぜってエンジンフルアクセルなダフィア、そんな色んな人間同士の思惑をぶつけられて王としてどうしていいかなんてわからないアシュレイ。どうしてこうなってしまったのか?和平のためにレオーネが里子に出されたのはなんだったのか?大魔王討伐前の一体感はどこに行ったのか?ゴリゴリに削られた自尊心は、自分がレオーネを生きて連れ帰れなかったからだって追い詰めてもおかしくないじゃないですか。

兄として仲間としてレオーネを想う気持ちは誰よりも強いのに、母親には裏切りのように責められ、名を残すため盟友を授与したレビュールには憎まれ、妻は全てを切り捨て進めと囁く。やることなすこと全部裏目にでて、争いは苛烈化していく。でもそれらをまとめ上げて前に進む力はアシュレイにはなかった。幼い頃からじわじわ削られていた自尊心がここでさらに崩れる。幼少期からずっとずっと思ってきたことが今1番出るところですよ。もしここにレオがいたのなら!!!

 

 

でもレオーネはいない。

 

 

 

ダラダラとよくぞ全部幻覚を書いたな。結局アシュレイがどうやって死んでいったのかはまだわからないけど、とにかく母親の態度から削られた自尊心が、王としての資質が全くないことやレオーネへの負い目とここにレオーネがいたらなっていう依存に大きく繋がってると思いたいんですよね私が。

悪神前も後も、レオーネのために兄ムーヴしたり言い方悪いけど駒として動いたり。やたらレオーネに協力的なのは、ただ盟友に格下げしたっていう負い目ももちろんあるけど、やっぱり生きてきた中で無意識にレオーネへの依存を刷り込まれてきたからなんじゃないかなって思うんですよ。私がそう思うだけ。へへ………

 

 

まあ家庭環境のことは一旦置いといて、天星郷でレオーネと再会したことでさらにアシュレイの負い目がブーストしていったみもある。多分アシュレイはレオーネが自分のこと盟友って言ってるの見てすごいびっくりしたんじゃないかなあ、びっくりというか、本人が自分のことを勇者ではなく盟友と呼んでるのを見て、改めて自分を責めてしまうというか……。主人公と盟友について語ってる時の盗み聞きがピークだったと思う。盟友として生きて幸せだったか?って、これ主人公が何を言ってもレオーネは鬱々してるからな。そばで聞いてたアシュレイはそら自分をまた責めてしまうよな。レオーネはアジールの盟友としての記憶からの言葉だと思うんだけど、アシュレイはそんなことあったなんて多分知らないじゃん。レオーネのことを勇者から盟友に格下げせざるを得なかったことについて、レオーネが自分を恨むまでとはいかなくても快く思ってないだろうなと察してしまうことはあり得ると思うんですよね

 

だからますますレオーネに対して献身的になってしまう、そんな痛々しい態度に見えてしまったのかなあって私はアシュレイの心域を歩きながら思いました。ダフィアの影響力のこともそうだけども、母親といい妻といいアシュレイは女運がないですね!!!!最高。

 

 

 

まあ後グッときたシーンはダフィアの謀りを知って激情したとしても殺さなかった所ですかね。ふせったでも書いたけど、私はあの反乱の後にあえてアシュダフィ子作りをして欲しいと思ってるので、あの時点ではダフィアのお腹に子供はいない派です。まあそもそも同じ人間同士争うことについて嫌がってたアシュレイが、たとえ国民を大量犠牲に導いたきっかけがダフィアだとしてもやっぱり妻だから殺せないというのは凄い納得しやすいかな。アシュレイはとても優しい人なので………

いやでも本当見たいですね、王としての矜持が揺らいだ時にダフィアが強い口調でグランゼニス神への信仰と今まで流してきた血を盾にアシュレイを追い立てるそんなシーン永遠に見たいです。もはや好み的に言うとダフィアシュなんだよなあ。アシュレイはダフィアを愛していたしダフィアもアシュレイを愛していたとは思うけど、ダフィアが向けている愛はアシュレイのそのまた向こうにあるグランゼニス神への信仰ありきだと思っているのでまたお互いに方向性の違う愛情を見れて感動してます。アスバルとエルガドーラみたいな。フフいちいちゼクレスに戻ってくるのやめな……

 

 

 

 

◆ダフィア

やっべーーーー女!!!!!!

これに尽きる。マジで初見では浅倉南みたいな一途で可愛いちょっとめんどくさい女を取り合う双子みたいなお花畑想像をしていたのでまさかこうなるとはみたいな気持ちでいっぱいだった。いやでも後々考えたらやってる行動的にはダフィアの性格云々というより巫女として最善(最悪)な動きをしてるだけであって、別に本人は悪いことしてる自覚ないしむしろ正しいことを懸命にしていると思っているとしても過言ではない。免罪体質かよ。でもそれが信仰ってものなんですよね。物語において信仰は愛に肩を並べる最強の免罪符ですからね。

 

 

アシュレイとレオーネを見て、双子って初めて見ました〜とかほんわり言ってるからして普段からグランゼニス宮にほぼ軟禁状態で育ったんじゃないかなって勝手に思ってる。これが何を意味するかというともしかして家庭環境が悪いんちゃうか?ということです(またぁ〜〜?)

いやね私本当に閉じられた世界で本人の常識がズレて構築されていく様が好きなんですよね、だからまた幻覚出すけど多分ダフィアが生まれた時からグランゼニス神への信仰と巫女としての役目を叩き込まれて、普通の人間にあるような感受性とか思いやりとからそういうのの欠如がすごいんじゃないかなって思っちゃうわけですよ。もう見てる方向が初っ端から違うし、それがおかしいことだとも気付いてないの。だから当たり前のように石化の呪いをためらいなく使うし、レビュール王国の手引きもする。

巫女達が思い描く理想の世界がまだどんなものかわからないけど、そこにはきっとグランゼニス神の力を得た勇者が御神体の如く必要なんじゃないのかな〜とも思った。それを実現するにあたって、大魔王討伐後にまたゼドラとレビュールが歪みあって双子の勇者がどちらも死んでしまうなんてことがあったら大変!っていうリスクヘッジの石化の呪い。最悪かよ。でもダフィアにとってそれが「酷いこと」とは思わないんですよね。そういうふうに育てられてきたからね。見てきたように言いますけどこれ幻覚なんですよね。

 

 

いやこれ本当に私の幻覚なんだけど、やっぱり巫女としてはグランゼニス神が力を与えたもうた勇者の継承はかなり優先度高いと思うんだよな。だからこそ石化したレオーネに対してのゼドラ派とレビュール派の世論を上手く絡め取って、色々アシュレイに知恵を吹き込んだんじゃないのかなって思っちゃう。これらはダフィア主導じゃないにしてもアシュレイの政治において全てのことにダフィアは関わってると思っているので

 

 

勇者神話の不名誉としてレオーネは語り継げないこと、しかしあえてレオーネを盟友として別の称号を与えることで同時に勇者を守るものとしての地位を確立して継承させること、これを両立すれば勇者神話としても強固かつ同時に勇者を守る盾が出来上がって、グランゼニス神の巫女として望む世界に近づくのではないかと……こうね思ったりしました。現にグランゼドーラではしっかりと盟友は勇者を守るものって伝承されてますからね。もちろん全部が全部ダフィアの謀ではなくて、そこにはアシュレイのレオーネの名をなんとか後世に残したいって気持ちや行動があったとは思うんだけど多分それはメインではなくて、やっぱり巫女として王妃としてのダフィアの計略は大きいんだろうなと感じる。

 

 

まあだからダフィアが悪女かと言われれば悪女ではあるんだけど、なんというかダフィアの行動的にはそりゃそうなるよなって納得する部分が多いかな言い方悪いけど、そういうふうに作られた感が凄いというか。「きちんと」育てられた結果が出ているだけなんじゃないかなと思う。まだわからんけどね、後々やっぱりこんなこと私もしたくはなかったのです……みたいなお涙出てきてもまぁ……いいんじゃないとも思う。ずるいよね、これアシュレイがダフィアという女を愛したが故ですよ。どれだけ酷いことしてもアシュレイはダフィアを愛したという結果自体はあるから、もしかしたらダフィアもアシュレイやレオーネとの交流を通じて、まだ人の心があるんじゃないかと思えてしまうんですよね。エルガドーラとかまさにそうだったからね、あんなに酷いことしてんのに最後はギュッとアスバルかますもんな。

 

 

ダフィアもアシュレイもどっちが先に死んだか知らんけどどちらかお互いの最期において、やっぱり連れ添ったパートナーとして「情」の掛け合いはあると思うんですよね。それが本当に「愛情」かどうかはともかくね。とにもかくにもアシュレイとダフィアはもうお互いに後戻りできない一蓮托生夫婦だと私は思ってるのでマジで添い遂げて欲しいです。

 

 

 

 

 

◆レオーネ

君は盟友として生を受け幸せだったかい?のアンサーが生まれてこなければよかった、になるのは本当につらすぎる

 

 

これアシュレイもそうなんだけど私もレオーネは石化で死んで、その時点で英雄として具現化されたと思ってたから、まさか心域がほとんど石化解いた後の話で構築されてるとは思わんくてびっくりした。慌てて心層の迷宮で話もう一回聞いてきた。歳の差のあった2代目勇者と盟友ってアジールとレオーネのことだったんだ……。正直あの話最初に聞いた時、なんで急に2代目の話すんの関係ないじゃんとか思ってたんだけどそんなことはなかった。

 

 

レオーネ、多分里子に出されてから全てを自分と比較して生きてきた気がするので心域で自分に足りないものを全部羅列して後悔してるのわかりみが深かった。

これまた幻覚だけどレビュールでは絶対勇者神輿の関係でアシュレイと比較されてたろうし、どうしても里子という点で自分でも線を引いてたろうから心からの無邪気な振る舞いなんかできてなかったろうし、そこで快活な兄の姿を思うことで自分も兄のようだったらなと思うのは結構自然なことかもしれない。

多分トランブルの言う通り、レビュールはレオーネのこと政治的利用はもちろんする前提だけど普通の家族として分け隔てなく愛を注いで育てていたのは本当だったと思うんだよね。だからこそそれに全力で応えられないレオーネという部分があったとしたら興奮します。レビュールに行ったって兄貴と呼ぶのはアシュレイだけだったんじゃないですか。トランブルのこと兄と呼んではいなかったんじゃないですか。良くしてくれている人に対して、心から信頼が出来ない環境で過ごした幼少期がレオーネの自己評価をどんどん下げる。常に周りに気を張って、自分に足りないものばかりを見てしまう……

 

 

なんというかレオーネ自身は自分が盟友と格下げされたことについてはそこまで問題ではなかったみがある。多分レビュールで過ごした幼少期よりアジールの盟友として過ごした時間のほうが、心穏やかだったからじゃないのかな。アジールが今まで関わった人間の誰よりもレオーネのこと盟友として信頼して素直に懐いてくれてたんだと思う。いややっぱりアジールがレオーネに対して「僕にとっての勇者はあなたです」って言ってるところ見てえよな眠れる勇者と導きの盟友して欲しいよな……。でもレオーネは心の壁作っちゃってたんだよなあ、今までの自己評価の低さゆえというか。また穴の空いた器に愛を注ぎ込む話になるんですけど、アジールが盟友レオーネを信頼し尊敬する度にレオーネは自分自身を否定するというスタンス(本人には言わんだろうけどね)があったと思っているので、アジールといると自分の足りないものが浮き彫りになるけど、それもまたアジールで癒されていくというストレスサイクルは結構頻繁にあったと思っている。一種の依存でもあるよなまた依存の話してる……

 

 

だから天星郷で蘇ってからレオーネの自認がすんなり盟友なのはやっぱりここでアジールの盟友として過ごした時期の方が印象強かったからだと思うんだよね。多分アシュレイを恨んでるとかそういうの無くて、むしろアジールの盟友という新たな居場所の方が心地よい。だからこそここから先の地獄が悲しすぎるんですけど………

 

自分の歩んできた道に自信がないから、2回目の大魔王との戦いでの後悔が大変に強い。1回目よりも足りなかったもの、できなかったことの比較ができてしまうので。心域でのレオーネの像めちゃくちゃ怖かった。像に鎖が絡んで奈落に吸い込まれていく時のォオオオみたいな悲鳴怖すぎる。アジール、アシュレイ、ガーニハンになぞらえて丁寧に自分に無いもの並べた結果それでも結果は変わらない!って結論に至るのがレオーネの自己評価の低さと周りを頼れない環境が出てますね。

 

 

アジール、どうやって死んでしまったんだろう。あんなにはっきりレオーネが殺した!!って騒がれてるってことはレオーネを庇って死んだのか?と思うんですけどね。心域進む階段で、何であの人を殺した!!とか地獄に堕ちろ!とか罵声が良く聞こえてめちゃくちゃに怖かった。足取りが重くなった!!って出てきて、最初はもう恐怖しかなかったんだけど、あれ処刑台に登るレオーネの擬似体験なんですね……

 

アジールが死んで自分で自分を責めてる中に他人からそんな罵声ぶち込まれるの恐怖しかないよ、そりゃ思うでしょ自分の人生はなんだったのかって。レオーネがどんどん追い詰められていく……。というかこれアジールの母も国民もそうだけど大魔王討伐に対して死人ゼロはあまりに楽観的な希望的観測すぎやしないか?って本当に思うんですけど。生還を願うことと、生還を強いることは違うでしょう。アジールママなんてアジールが勇者としての信託を受けたことをめちゃくちゃ喜んでたみたいだし、自宅に初代大魔王との戦いの爪痕としてレオーネの像飾ってあったのに戦いの悲惨さを想像できないのはちょっとなとも思ってしまう。まぁでも巫女としてお仕事していたみたいなのでアシュレイとダフィアからの勇者神話と盟友の守りについても関心が強かったろうし、その分裏切られた!!みたいな気持ちが強かったのかな。夢枕に立つアジール云々は何なん。多分本人的には速攻でレオーネの夢枕に立つと思うわ。

 

 

火炙りで死ぬの怖すぎて見れなかったから雷落ちてくれて助かった。ここでユーちゃん以外の天使の勧誘営業が初めて見れるわけだけどあまりにも胡散臭くてレオーネの行った通り悪魔にしか見えない。これはジアクト天使の陰謀ではあるけど、リナーシェの時といい都合のいい幻(現実にあったことだけど)を見せたり歴史の補完をした上で英雄として召し上げるというのはやっぱり天使側の都合すぎてなんかなって思っちゃうよな。でも事実を知らないよりはいい…………のか……

全てに絶望したレオーネはジアクトの手を取ってそれに裁定を委ねることを選んだのなら、争いのない世界を作りたかったっていうアシュレイの悔やみを汲むと見せかけて、アシュレイが本当に望んだ救いはない結果に向かうのが悲しい。

 

 

ジアクトの眷属になったとて、これからレオーネどうするんだろうな。結局最初からジアクトの影響を受けていたから、ピュア状態でのレオーネの言動って心域の中で見れたアジールとの出会いや処刑されるシーンだけだと思っている。心域の演出とか様相ってどうしても個人の単一的な視点で形成されているだろうからやっぱり独りよがりになりがちだし。逆にいうと「生まれてこなければよかった」は何よりもレオーネの本心なのがめちゃくちゃに刺さりますね。レオーネを救ってやってくれとアシュレイに言われたけど、すでに盟友としての生き方の感想をレオーネに伝えてしまった主人公から届く言葉はあるのだろうかとちょっとわかんないですね……

 

 

与太1

結局英雄達って一度死んでるわけだし、それをどうにかするとしたら魂の回収とか完全消滅になるわけで……

アジールとかこれからまた出てきたりするのかな……。もう双子勇者というよりは、2代目勇者とその盟友、という絆が何より深いと思うのでレオーネの救いになんならの形で関わって欲しいんですよね……。勇者だしグランゼドーラの系譜だし、ハクオウコウリンの時みたいに魂を呼ぶだけの触媒なんか色々歴史遺産として残ってるとは思うんだよな……アジールの魂呼んで受肉させようよ〜〜!!そしてレオーネを腕に抱いて死ぬところを見届けろ。あなたは僕にとっての勇者ですって泣きながら言え(欲に素直すぎる)

 

 

与太2

レオーネがジアクトの眷属になったことで後々テカテカになって出てきたらどうしよう。見た目が美しい男は身体の一部分の鉱物化くらいで勘弁してやってください。もしそれが許されるならば死ぬ時はバキバキに割れて欲しいみありますが割れた破片の一部をアシュレイが掴み取って最期を見届けて欲しい欲もある。これアジールでもいいです。とにかくレオーネが死ぬ時にアシュレイかアジールに看取られて欲しいんですけどやっぱりアシュレイに看取られる上での、レオーネがその上に被せるアジールの幻が1番じゃないですかね!!?(最悪か)

 

 

嘘です皆仲良く生き残って欲しい。家族の死はつらい。もう死んだ人でも、もう一度辛い別れなんかさせるべきではない。クオードは二度死んだ………

サブクエも終わったのでこのままの勢いで6.3頑張ります。